アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

福祉職の面接試験について(2013.04.16)

 公務員試験の中で福祉職も人気の職種ですね。福祉職の面接対策も行っていますが、気になることとして、施策のリサーチ不足が挙げられます。

 自分が受験する自治体がどんな福祉施策を行っているのかを調べ切れていないんですね。受験する自治体が何を行い、何が課題なのかを分からないままで、「○○という仕事をやってみたいです」では曖昧な答えにしかなりません。

 まずはしっかり調べてみましょう。ホームページだけではなく、実際に現場に足を運び、職員の方に会ってみることをお勧めします。(もちろん、アポイントメントは取りましょう。お会いしたあとはお礼状を出してくださいね。)そして、その自治体が行っている施策について、きちんと把握してください。そのうえで、「自分がやっていきたい仕事」を明確にしていきましょう。

 自分が住んでいる自治体、自分が生まれ育った自治体、自分が受験する自治体がそれぞれ違う人はそれぞれの自治体の施策を比較してみると、課題や問題点が見えてくるかもしれません。

 福祉職は様々な人と会う職場です。色々な問題や背景のある人たちに接し、問題解決を行うことができる人なのかどうかを面接ではじっくり見られますので、自信を持って答えられるように、まずは施策のリサーチを徹底的にすることをお勧めします。