アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

特別区のプレゼンテーション (2014.12.20)

 特別区の採用試験ではプレゼンテーションが課されることがあります。模擬面接の際に受講生のプレゼンテーションを聞いていて、気付いたことを記事にしたいと思います。

 まず、話をする順番です。与えられたテーマについて触れるのは出だしとしては自然ですが、出題者はテーマそのものはよく分かっていますので、早く本題に入った方がいいです。結論を先に話して、次にどうしてその結論に至ったのかという過程を話しましょう。

 ゼミナールなどでのプレゼンテーションならパワーポイントを使って効率よく話を進めることができますが、特別区の試験ではパワーポイントはもちろん、資料の配布なども認められていないところが多いです。ホワイトボードだけが与えられている区もありますが、板書の時間もプレゼンテーションの時間に含まれていますので、板書は必要最低限のことを箇条書きにするにとどめましょう。

 5分もの時間を使って話し続けるとなると、話し方の癖のようなものも出てきてしまいがちです。特に「それでー」や「私たちはー」といった語尾や助詞が伸びる人は気をつけてくださいね。