MacTeX 2013とみかちゃんフォントの設定

段のテキスト作成は全部TeXを使っている。今はMacTeXがずいぶんとユーザーフレンドリーになっていて、インストールも簡単そのもの。そのMacTeXの2013年版がいつのまにか正式版になっていたのでインストールした。
TeXのインストール作業は基本的にはTeX Wiki通り。そりゃそうだ、インストール関連は半分くらい自分が書き込んでいるのだから(笑)。

日本語フォント関連では、昨年登場したデフォルトフォント設定用スクリプトのupdmap-setup-kanjiの名称がkanji-config-updmapに変更となり、指定できるフォントの種類が増えたのが特徴的。デフォルトではnoEmbedだけれどヒラギノProNが好きなので

を実行。-sysをつけている理由は、-sysなしだとローカルに残される設定が不可視ファイルとなってわかりづらいし、TeX Live Utility(またはtlmgr)でアップデートするたびに動くのはupdmap-sysの方だから。というわけで、kanji-config-updmapには-sysをつけておくのが吉。

続いて、みかちゃんフォントの設定。
実は、MacTeXのサイトにある文書をいろいろ読んでいたら、About Shell Escape and Installing Fonts in TeXLive 2012 and 2013 に「updmap-sysはローカル(~/Library以下)を見ないからここにフォントを置くのはよくない、texmf-localを使え」とあったので、フォントはみなtexmf-localに置くことにする。(以前は~/Library以下に置いてた…orz。updmap-sysを使ったりupdmapを使ったりごちゃごちゃやってるうちになんとなく使えるようになっていたのは、そういう理由だったのね。)

それから、iMacとMacBook Proの内容を統一するためにtexmf-localをDropboxに置き、「本来の場所」にはそのソフトリンクを設定。もともとTEXMFHOMEもそうやっていたし。こうすればファイルの出し入れもやりやすくなる。(「本来の場所」はFinderからは通常「隠された」感じなので、Dropboxに置いた方が「見える」ということ。)

/usr/local/texlive/texmf-localと~/Library/texmfをいったんDropboxに移してから、改めてリンクを設定。

さて、tex文書にみかちゃんフォントを用いるためにpxmikaパッケージを使っている。みかちゃんフォントのサイトからダウンロードするべきフォントはWindows用の「全部入りフォント(mikachanALL.ttc)」。これをTEXMFLOCALに入れる。

TEXMFLOCAL/fonts/truetype/local/mikachan/mikachanALL.ttc

pxmikaパッケージに入ってるREADMEに従い、以下の各ファイルをそれぞれの場所に移動する。フォント関連をTEXMFLOCALに入れ、スタイルファイルだけをTEXMFHOMEに置いておくことにする。(全部TEXMFLOCALでもよいのだろうけど、なんとなく、スタイルファイルを全部TEXMFHOMEに置いておきたいので…。)

  • *.sty        → $TEXMFHOME/tex/platex/pxmika/
  • *.tfm        → $TEXMFLOCAL/fonts/tfm/public/pxmika/
  • *.vf        → $TEXMFLOCAL/fonts/vf/public/pxmika/
  • *.pfb        → $TEXMFLOCAL/fonts/type1/public/pxmika/
  • pxmika.map        → $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvips/pxmika/
  • pdfm-pxmika.map        → $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvipdfmx/pxmika/

「dvipdfmx+pxmikaパッケージ」の組み合わせで使うmapファイルはpdfm-pxmika.mapになるので

としてupdmap経由でmapファイルを登録。(-sysをつけるのを忘れない。)
一応、念のために

これで、無事にみかちゃんフォントの利用が可能になる。

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