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HDDの換装とMacTeX 2014

うやくMacTeX 2014が出た。インストール自体はとくに問題なく進み、TeX Live Utilityで少しアップデートして、ふだん使っているTeXShopのバージョンを最新版に戻して完了。あっというまに以前と同じ環境となった。ラクチンだなぁ。

実は、ちょっとハマったのがちょっと前にやっていたHDDの交換に伴う設定。インストールの直前にHDD→SSDへと換装していたのだが、このときにMacの「移行アシスタント」を使用したところちょっとした落とし穴があった。tex関連のファイルは/usr以下にあるわけだが、どうも移行が中途半端だったのだ。

「移行アシスタント」ではネットの設定や各種ファイルをいろいろ移してくれるが、/usr以下はきちんと移っているようないないような。なんとなくtexが動いているように見えながら実はそうでもなかったので(フォントが変なことに)、改めてMacTexを再インストール。次に、普段はTEXMFHOMEとTEXMFLOCALをDropboxに置いてほかのマシンと同期させながら使っているので、そのチェック。

~/Library/にあったtexmfフォルダ(TEXMFHOME)はちゃんとDropboxへのソフトリンクのまま正しく移行されていたのたが、/usr/local/texlive/texmf-local(TEXMFLOCAL)はどうもダメだったらしい。

というわけで、もう一度Dropboxにあるtexmf-localへのリンクを設定。

それから、フォント関連をもう一度きちんと登録するために(ヒラギノを埋め込むのが好きなので)

これで、めでたく元の環境が再構築できた。ちゃんと以前のようにみかちゃんフォントも使える(MacTeX 2013とみかちゃんフォントの設定)。HDDを換装したら、移行アシスタントを使用していてもtex関連は別途入れ直すべし、というのが今回の教訓。

機種依存文字の修正[カスタム関数]

だんMacを使っているわけだが、Windowsや携帯などから「機種依存文字」を含むメールが送られてきて、それをFileMakerに入力しなくてはいけないことがある。仕事柄、丸数字とかローマ数字とかをつい使ってしまう人もいるわけで…。
これまではテキストエディタを使っていちいち手修正していたのだけれど、関数(計算式)で一気に処理することにして、ついでにカスタム関数にすれば使い回しできるか、と思いついた。
ってか、これまで何でそうしなかったのだろう…。今ごろになってやっとカスタム関数やらLetやらを使うことを覚えた自分…orz。
とりあえず、自分に必要なものの範囲で作成。


書式:CleanText (tx)
Substitute ( tx ; ["㈰" ; "(1)"] ; ["㈪" ; "(2)"] ; ["㈫" ; "(3)"] ; ["㈬" ; "(4)"] ; ["㈭" ; "(5)"] ; ["㈮" ; "(6)"] ; ["㈯" ; "(7)"] ; ["㉀" ; "(8)"] ; ["㈷" ; "(9)"] ; ["㉂" ; "(10)"] ;
["㉃" ; "(11)"] ; ["㈹" ; "(12)"] ; ["㈺" ; "(13)"] ; ["㈱" ; "(14)"] ; ["㈾" ; "(15)"] ; ["㈴" ; "(16)"] ; ["㈲" ; "(17)"] ; ["㈻" ; "(18)"] ; ["㈶" ; "(19)"] ; ["㈳" ; "(20)"] ;
["㈵" ; “I”] ; ["㈼" ; “II”] ; ["㈽" ; “III”] ; ["㈿" ; “IV”] ; ["㈸" ; “V”] ; )

ついでに言えば、Get ( アクティブフィールド内容 ) って、こういうときめちゃめちゃ便利だな。

MacTeX 2013とみかちゃんフォントの設定

段のテキスト作成は全部TeXを使っている。今はMacTeXがずいぶんとユーザーフレンドリーになっていて、インストールも簡単そのもの。そのMacTeXの2013年版がいつのまにか正式版になっていたのでインストールした。
TeXのインストール作業は基本的にはTeX Wiki通り。そりゃそうだ、インストール関連は半分くらい自分が書き込んでいるのだから(笑)。

日本語フォント関連では、昨年登場したデフォルトフォント設定用スクリプトのupdmap-setup-kanjiの名称がkanji-config-updmapに変更となり、指定できるフォントの種類が増えたのが特徴的。デフォルトではnoEmbedだけれどヒラギノProNが好きなので

を実行。-sysをつけている理由は、-sysなしだとローカルに残される設定が不可視ファイルとなってわかりづらいし、TeX Live Utility(またはtlmgr)でアップデートするたびに動くのはupdmap-sysの方だから。というわけで、kanji-config-updmapには-sysをつけておくのが吉。

続いて、みかちゃんフォントの設定。
実は、MacTeXのサイトにある文書をいろいろ読んでいたら、About Shell Escape and Installing Fonts in TeXLive 2012 and 2013 に「updmap-sysはローカル(~/Library以下)を見ないからここにフォントを置くのはよくない、texmf-localを使え」とあったので、フォントはみなtexmf-localに置くことにする。(以前は~/Library以下に置いてた…orz。updmap-sysを使ったりupdmapを使ったりごちゃごちゃやってるうちになんとなく使えるようになっていたのは、そういう理由だったのね。)

それから、iMacとMacBook Proの内容を統一するためにtexmf-localをDropboxに置き、「本来の場所」にはそのソフトリンクを設定。もともとTEXMFHOMEもそうやっていたし。こうすればファイルの出し入れもやりやすくなる。(「本来の場所」はFinderからは通常「隠された」感じなので、Dropboxに置いた方が「見える」ということ。)

/usr/local/texlive/texmf-localと~/Library/texmfをいったんDropboxに移してから、改めてリンクを設定。

さて、tex文書にみかちゃんフォントを用いるためにpxmikaパッケージを使っている。みかちゃんフォントのサイトからダウンロードするべきフォントはWindows用の「全部入りフォント(mikachanALL.ttc)」。これをTEXMFLOCALに入れる。

TEXMFLOCAL/fonts/truetype/local/mikachan/mikachanALL.ttc

pxmikaパッケージに入ってるREADMEに従い、以下の各ファイルをそれぞれの場所に移動する。フォント関連をTEXMFLOCALに入れ、スタイルファイルだけをTEXMFHOMEに置いておくことにする。(全部TEXMFLOCALでもよいのだろうけど、なんとなく、スタイルファイルを全部TEXMFHOMEに置いておきたいので…。)

  • *.sty        → $TEXMFHOME/tex/platex/pxmika/
  • *.tfm        → $TEXMFLOCAL/fonts/tfm/public/pxmika/
  • *.vf        → $TEXMFLOCAL/fonts/vf/public/pxmika/
  • *.pfb        → $TEXMFLOCAL/fonts/type1/public/pxmika/
  • pxmika.map        → $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvips/pxmika/
  • pdfm-pxmika.map        → $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvipdfmx/pxmika/

「dvipdfmx+pxmikaパッケージ」の組み合わせで使うmapファイルはpdfm-pxmika.mapになるので

としてupdmap経由でmapファイルを登録。(-sysをつけるのを忘れない。)
一応、念のために

これで、無事にみかちゃんフォントの利用が可能になる。

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