アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

アナウンサー試験の面接 その1(2011.10.03)
 アナウンサー試験には多くの応募者が集まりますので、面接試験は何回にも渡って行われます。

 そのため、エントリーシートを通過した直後の一次面接は5分程度しかありません。「何だかよく分からないまま、あっという間に終わった」と帰ってくる人も少なくないようですが、私のレッスンを受けた受講生はこの関門をクリアするのは難しくないと言っています。

 理由は、私のクラスでは一次面接を想定したレッスンをしっかり行っているからです。原稿読み、自己PRが完成していることはもちろんですが、受け答えの際の表情や話し方、雰囲気なども徹底して指導しています。

 一次面接をクリアしたら、面接での時間は少しずつ長くなります。次からは「会話力」が大切です。これも日々のレッスンで上達させていきます。

 放送局の社員は「面白い人」が多く、面白い人は面白い人が好きですし、面白い人を採用したいと考えています。そこで、「面接の担当者を笑わせてきたらいいんでしょ」
と言う人がいます。確かに、面接の担当者が笑ってくれるような面白いエピソードを持っていることは大事ですが、それだけでは内定までたどりつけません。どんな話をすれば、「面白い会話」になるのか、そのポイントをクラスでお話ししたいと思っています。