アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

集団討論について その1(2011.10.27)
 アナウンサー試験、マスコミ試験、公務員試験などで必ず通らなくてはならない関門の一つに集団討論があります。
 これはあるテーマについて、何人かの受験生同士で意見を述べ合うもので、場合によっては代表者がグループの意見を集約し、プレゼンを行うこともあります。
 集団討論も、面接同様に、いきなり本番を迎えてしまっては対応が難しくなりますので、事前の対策が必要です。
 私のクラスでは、最初は誰もが簡単に自分の意見を話せるようなテーマを選んでいます。たとえば、「ブランド物を持つことは賛成か、反対か」や「マイナーなスポーツ(ハンドボールなど…関係者の方、ごめんなさい)をメジャーにするには」などですね。
 テーマが単純であれば、自分の意見を持ちやすく、また話しやすくなりますので、自分の意見に一貫性、論理性にあるかという点についてはひとまずクリアできます。そこで、人の話の聞き方、聞く姿勢、自分の主張への持っていき方、人の話の矛盾への反論の仕方などを学んでもらっています。
 徐々にテーマを難しくして、今度は自分の意見に説得力があるかなど、実際に試験の場でチェックされることを練習していきます。
 試験によっては、司会者に立候補することもできますので、司会や進行の手順などもお伝えしています。
 「教室で緊張したからか、本番は楽しく、リラックスしてできました」など、お蔭様でかなりご好評をいただいている内容となっています。集団討論の練習をしたい方、是非、お問い合わせください。