インターンシップの参加について(2012.06.18)
夏休みのインターンシップ用のエントリーシートを作成している大学3年生もいらっしゃる時期ですね。私もご相談をいただく機会が増えていますが、私はインターンシップを必ず経験すべきだとは思いません。大学3年生の夏休みは勉強にしろ、部活動にしろ、とても貴重な時期です。アルバイト先が学生ばかりの職場であれば、リーダーとして期待されている人もいるでしょうし、夏休みを利用して海外留学に行ってみたいという人もいるでしょう。長い期間のインターンシップをするとなると、それらの活動はなかなかできなくなります。
インターンシップで得るものはもちろんゼロではありませんが、学生時代にしか経験できないような勉強や部活動、アルバイト、ボランティアなどの活動を通して得たことは就職活動での面接で大いに役に立つのです。貴重な夏休みの期間をインターンシップに使うのか、学生ならではの経験を増やすために使うのか、よく考えてみてください。
最近はインターンシップを行うにあたってのエントリーシートや面接も厳しくなっており、志望の企業でインターンシップを行うことが難しい時代です。たまに、志望企業のインターンシップ選考に落選し、落ち込む大学生もいますが、インターンシップが経験できたからといって、その企業から内定をもらえる保証はありませんし、仮に内定がもらえたとしても、インターンシップでは楽しかったのに、実際に働き始めたらそうではなかったということもありえます。残念な結果に終わったとしても、勝負はこれからですので、諦めないでくださいね。