こんな路線があったらいいな(2012.08.15)
去年に続き、今年の夏も航空会社のパイロット試験を受ける大学生の就職指導を行いました。7日間連続の講義で、5日目に集団討論の練習をしたのですが、とても盛り上がったテーマがあります。それは「○○(航空会社)が新規路線を就航させるとしたら、どこからどこまでの路線にするか」というものです。志望の航空会社別にいくつかのグループを作って、20分ぐらい討論したのち、代表者にプレゼンテーションをしてもらいます。
こういったテーマの場合は、どう考えても実現不可能な路線よりも、実現可能性を感じさせる路線の方が説得力を出しやすくなります。今年の受講生は航空会社の強みを活かそうとするのはもちろんですが、保有機材についてもよく調べていたし、地域の特性なども考えたうえでアイディアを出し合っていて、感心しました。
パイロット採用試験では「チームワークができる人材であること」をしっかりアピールする必要があります。こういった集団討論の練習を重ねることで得られる「チームワークできる力」を大切にしてほしいと思っています。