アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

既卒でもアナウンサーに!(2012.10.17)
 私が熊本放送を受験するとき、受験資格は大卒見込みか、大卒で入社時に24歳まででした。つまり、現役で大学入学後、大学院の修士課程を修了見込みか、2年浪人か、留年しているかということになります。しかし、現在はどこの放送局でも受験可能年齢が上がってきて、既卒者の受験チャンスも増えてきました。

 私が教えてきた受講生の中にも既卒者が少なくありません。大学4年時にアナウンサー試験を諦め、ほかの仕事に就いたものの、何年か経って再びチャレンジしたいという人は意外にいるものです。再チャレンジにあたっては、仕事をしながらの就職活動をどうすべきか、年齢はマイナスにはならないのかなど、色んな不安をお伺いします。

 放送局が受験可能年齢を上げてきている以上、年齢はマイナスにはなりません。しかしながら、年齢相応の態度や話の中味は求められています。私が見る限り、「今の仕事がつまらないから、やっぱりアナウンサーになりたい」と言う人よりも、「今の仕事も面白い。辞めたくはない。でも、やっぱりアナウンサーになりたい」と言う人の方が合格できているようです。

 既卒で、社会人として働いていらっしゃる方、まだまだチャンスはあります。アナウンサー受験にチャレンジしたいと思っていらっしゃるのであれば、どうぞご相談ください。社会人としての皆さんの強みを引き出し、皆さんの魅力が伝わっていくような指導をさせていただきます。