アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

特別区の論文テーマ予想 2013年(2013.04.27)

 今日、「今年の特別区の論文テーマ、どう予想されていますか」というご質問をいただきました。

 昨年は「自治体の説明責任の意義、どう果たすべきか」、「人口減少社会や高齢社会を迎える中で、暮らしやすい地域とは」の2題から1題の選択でした。その前は「災害に強い都市」、「地域コミュニティ」、「少子化対策」、「都市生活を支える基盤となる施設のあり方」などから出題されています。

 私は試験問題を予想するタイプの講師ではないのですが、せっかくご質問をいただいたので、予想してみます。

 一つは「若者」です。就職活動の開始時期に関しても様々な議論が行われていますし、非正規雇用の若者の数がなかなか減らないということも問題です。それによって、格差社会も解消されないままになっています。「格差社会」と「若者」を関連づけたテーマはあり得るように思います。

 それから「地域の魅力をどう発信していくか」というのはどうでしょうか。東京スカイツリーも開業し、下町の楽しさも見直されています。「地域に人を呼ぶ」、「人を惹き付ける」ために、特別区の職員としてどういう仕事がしたいのかというテーマも予想しておきます。

 特別区は論文の配点が高いと言われています。しっかり対策をして、臨みましょう。添削指導もしていますので、お気軽にご相談くださいね。