『劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」』を読みました。
(2013.07.28)
劇団四季の浅利慶太さんが書いた『劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」』を読みました。劇団四季のシステムや浅利さんの姿勢については言いたいこともありますが、ここでは措いておきます(笑)。
この本はアナウンサーを目指したい方はもちろんですが、面接の練習をしている就活生の方にも読んでほしいです。
アナウンサー試験には原稿読みという課題が出ます。皆、このための練習を積んでいるのでしょうが、おかしな抑揚がついていると指摘されたことはありませんか。一息で読みたいのに、息が続かなくて、ブレスを入れてしまい、意味がきちんと伝わらなかったということはありませんか。この本を読めば、なぜ、そういうことが起こってしまうのか、どう練習すればうまくいくのかがよく分かります。浅利さんは「折り」や「フレージング法」という言葉を使って説明されていて、私もとても納得しました。
また、面接の練習中や本番で大きな声が出ない方にもお勧めです。この本で腹式呼吸をマスターしてください。呼吸を改善すれば、発声も変わります。大きな声が出るようになれば、自分に自信がつくはずです。どんな仕事に就くにせよ、魅力的な声の持ち主はお得ですよ。頑張っていきましょう。