アナウンサー講座の内容 その1(2014.01.14)
「アナウンサー講座では、どんなことをしているのですか」というお問い合わせをよくいただきますので、最近、行っていることをご紹介します。
入塾していただいたら、腹式呼吸と発声練習をレッスンします。それから鼻濁音や母音の無声化などを軽く練習します。このような基礎練習は実際に放送局に入社したら、局の中でしっかり習えますので、大学生のうちは簡単なもので大丈夫だと思います。
レッスン3回目ぐらいからは(希望者を除いては)発声練習は行っていません。息を切らしながら教室に飛び込んでくる受講生が多いので、受講生が息を整えている間に私ができることをしようと思っています(笑)。宿題の添削をしたり、書いたエントリーシートを見せてもらったりしています。宿題は「最近、気になるニュース」を一つピックアップし、気になる理由について200字ぐらいで書いてくるというものです。
そして、季節の話題や天気予報、ニュースなどを読む練習をしています。最初は「下読み」をしてから読みますが、レッスン5回目ぐらいからは「初見」での原稿読みにチャレンジしてもらっています。放送局によっては、初見での読みのテストがあるからです。
原稿読みの練習が終わったら、読む練習をしたニュースを私が解説したり、ニュースについての感想などを受講生に話してもらいます。これは面接対策や筆記試験対策にもなっています。ここで集団討論の練習を兼ねて、受講生の皆さんで話し合ってもらうこともあります。
レッスンは1回につき、2時間から3時間ぐらいですが、後半はエントリーシートや面接の準備をしています。今、抱えているエントリーシートを仕上げたり、写真を選んだり、模擬面接をしています。
また、ご希望があれば、TOEICやSPIの授業もしています。
これから大学の後期試験が始まりますので、試験期間中は緩やかな感じでレッスンを進め、試験が終わったら、より実践的な内容へと変化させていきます。作文や筆記試験対策も行います。
試験期間中でも開講していますので、どうぞ体験レッスンにお越しください。