アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

公務員受験生は「タイムキープ」を!(2014.02.26)

 公務員試験の受験生の皆さんは「直前対策」の時期になってきましたね。私も色々な大学に伺っています。

 「文章理解」に関しては、そろそろ時間を計って解く練習をしましょう。公務員試験に出題される文章はそこまで難解ではありませんし、選択肢も5つしかありませんので、ゆっくり時間をかければ正解にたどり着くことは難しいことではありません。ところが、公務員試験はゆっくり解いていたのでは間に合わないのです。

 この時期はインプットが終わり、アウトプットを始める頃ですね。今日は某大学の公務員講座で、35分間に8問を解いてもらいました。8問の内訳は現代文の読解問題2問、現代文の整序問題2問、現代文の空欄補充問題2問、英文の読解問題1題、英文の整序問題か空欄補充問題1問です。実際の試験では読解問題と整序問題、空欄補充問題が同じ問題数ということはなく、読解問題の方がかなり多くなります。したがって、このペース配分ではまずいのですが、取りかかりの時期にはこのぐらいでいいと思います。少しずつ読解問題のボリュームを増やしてください。

 模試を受けることももちろん大事ですが、ご自宅で勉強するときも時計を見ながら取り組んでみてくださいね。