公務員試験対策のお勧め問題集　その１(2014.03.11)

　「英語が苦手なんですが、どう対策したらいいですか」というご相談を今日もいただきました。一言で「苦手」と言っても、レベルは様々だと思いますが、「高校受験のときに既に苦手でした」、「高校にはスポーツ推薦で行ったので、中学時代は受験勉強をあまりしていません」という方にお勧めしている問題集をこちらでもご紹介しますね。

　私のお勧めは聖文新社から出ている『標準英語テキスト中学３年』です。各単元のポイントが分かりやすいということと、基本問題から応用問題への流れがいいということに加えて、一番の理由は単元ごとに長文読解の問題が載っていることです。その単元で学習した文法が長文の中でどのような形で出てくるのかを把握できますので、公務員試験の勉強にぴったりです。

　公務員試験は長文を読んで、内容や主旨に合致する選択肢を選ぶ問題がほとんどです。選択肢を消去していくにあたっては、ある程度、文法や構文を把握しておかないといけません。ところが、知っているつもりの文法であっても長文の中で見たときにスルーしてしまったり、意味を取り違えてしまったりするミスが目立ちます。英文解釈は地方上級職であれば５問ぐらい出題されますので、単純ミスは防ぎたいところです。

　 英語が苦手だった方は、この問題集で中学での学習内容をしっかり復習してくださいね。