アナウンサー、客室乗務員、公務員はそれぞれが人気のある職業ですし、小さい頃からその存在を知っている職業でもあります。それだけに受講生の志望動機を聞いていますと、「小さい頃からの憧れでした」という話に終始してしまう人がいます。
もちろん、何かの仕事に憧れの気持ちを抱くことは大事なことですし、憧れから志望動機へ繋がるのは自然な流れではあります。しかし、憧れだけでは志望動機にはならないことを知ってほしいと思います。
憧れの気持ちには職業への深い理解が伴っていません。憧れたあとで、その職業について調べることが必要です。どういう仕事をするのか、どういう場所で働いているのか、どんなことで社会に貢献している仕事なのかなどを多面的に調べてみましょう。
そして、自分がどのように働くことで社会の中で役に立っていきたいのか、考えを深めていってくださいね。