特別区の論文テーマ予想 2014年(2014.05.01)
特別区の一次試験が日曜日に迫っています。ブログに「テーマを予想してください」とのコメントをいただいたので、私なりに考えてみました。(コメントをくださった方、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。)
東京に関する大きなニュースは2020年の東京オリンピック開催決定ですね。まずは、オリンピック開催に絡む街づくりを挙げてみたいと思います。ただ、去年も東京スカイツリーの開業とオリンピック誘致活動があったので、「あなたが発信していきたい東京の魅力を述べた上で、東京がより一層魅力あるまちとなるために、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい」と出されました。
そこで「外国人」という視点を加えてみます。「外国人に東京の魅力をどうアピールするか」では去年と同じになるので、「外国人が住みやすい街とは」や「外国人と共生できる街とは」のようなテーマです。
次に、去年も予想した「若者」です。去年はいじめや体罰に関する出題で、「若者」というよりは「児童や生徒」に焦点が当たっていましたが、「若者」に触れた出題はここ何年もありませんので、今年も予想しておきます。
格差社会の進行で、生きづらさを抱えていたり、ワーキングプアなどの貧困状態にある若者もいます。離婚率の上昇から一人親家庭の貧困も広がっています。正規雇用が進まず、高卒者の就職状況も厳しいままですし、若年失業者も増加しています。ニートやひきこもり、非婚化の問題もあります。そこで、若者の雇用問題をはじめ、若者を取り巻く問題を考えてみましょう。内閣府が出している「子ども・若者白書」をチェックしてみてください。