ワールドカップが始まりますね。(2014.05.17)

　今日はアナウンサーやマスメディアを目指す方々への話題です。先日、サッカーのワールドカップに出場する日本代表メンバーが選ばれました。来月からいよいよ大会が始まります。

　マスメディアで働きたいと考えている以上はスポーツへの興味、関心があることは必須です。筆記試験対策にもなりますから、今回のメンバーのフルネームは漢字で書けるようにしておいてください。それぞれの所属先も押さえておきましょう。

　アナウンサー志望者であっても、こちらが驚くほどスポーツに興味や関心がない人がいます。サッカーのルールを知らないという方はこの機会に勉強してください。サッカー経験者や既に詳しいという人は戦術やそれぞれの試合の見どころなども話せるように、よりマニアックになりましょう。

　某放送局でディレクターとして活躍している教え子はサッカー経験者ではありませんでしたが、海外留学中にサッカーの中継をとにかく見て、ヨーロッパのリーグのレギュラークラスの選手の名前をほぼ覚えたと言っていました。（英語での放送ですから、英語もすっかりうまくなり、TOEICでは素晴らしいスコアを取りました。）この努力は就職活動での大きな強みになったはずです。

　私自身はサッカーよりも野球の方に親しみがありましたが、熊本放送では先輩方に厳しく仕込まれました。当時の教科書は加茂周さんが書かれた『モダンサッカーへの挑戦』でした。

　私の夫は小学生の頃にアメリカでサッカーを習い、日本に帰ってきてから住んだのが浦和ということもあって、サッカー好きです。そんな夫が買ってきてくれた本が『実況席のサッカー論』です。NHKのアナウンサーでいらした山本浩さんとスカパー！やJSPORTSで実況されることが多い倉敷保雄さんの対談で、続編も出ています。アナウンサーになって、サッカーの実況をしたい人はもちろん、マスメディアを目指す方々にお勧めの本です。