公務員試験を受験している方々への模擬面接をしていて、気づいたことです。ある質問に対して、理由や根拠から話し始め、結論がなかなか出てこない人がいます。ときには理由や根拠だけを話してしまったことで、結論を忘れてしまう人もいます。これだと、質問に対して、正確に答えたことにはなりません。
理由や根拠を話せることは大事なことですが、あくまでも話し始めは結論からです。そして、「なぜなら」、「というのは」などと言って(これらのつなぎ言葉をいつも言ってしまうのはくどい印象になりますので避けましょう)、理由や根拠を話すようにしてください。
結論から話すのが上手な人はプレゼンテーションの機会の多い研究室やゼミナールに所属している場合が多いですね。そういう話し方をする人を見ると、大学の中でしっかり教育されてきたのだなあと思います。
公務員の仕事は高い説明能力が求められる仕事です。面接では「これから仕事を任せられる人材なのか」という観点でチェックされますので、練習を重ねておきましょう。