アナウンサーになって良かったこと その3(2014.07.29)
先日、久しぶりに熊本放送にお邪魔して、懐かしい人たちに会ってきました。私は熊本放送に1994年から2001年まで勤務し、アナウンサー(放送部)、ディレクター(テレビ制作部)、広報(PR部)、編成(ラジオ編成制作部)といった部署を経験しました。8年目での退社でしたが、4つの部署にいたので、色々なセクションに仲間ができたことは有り難いことでした。
放送を取り巻く環境は私がいた頃と比べると厳しくなっているのは事実です。社員の数も減っていますし、一人が抱えている仕事も増えているように思えました。2001年よりも社内のパソコンの数が圧倒的に増えていたのは時代だなあという感じですが、そのパソコンで簡単な編集をしたり、一人が複数のパソコンで作業したりと、以前はあったアナログな雰囲気はなくなっていました。
それでも皆が好きな仕事を選び、楽しく働いているように見えました。放送局は新卒で入る企業としてはとても面白く、勉強になるところです。退社して13年が経っても温かく歓迎してくれる仲間がいるところでもあります。皆が忙しそうではありましたが、やはり私はこの「ギョーカイ」が好きだし、久しぶりに「古巣」に行ってきて良かったです。就職指導へのヒントになることも聞いてきましたし、これからも放送業界に教え子を送り出していきたいと改めて思いました。
前回の記事はこちらです。
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