警視庁への志望動機 その1 (2014.10.23)
最近、警視庁を希望する受講生の模擬面接をしたのですが、志望動機が「東京オリンピックの警備をしたいから」だけにとどまっていたのが気になりました。
もちろん、東京オリンピックの開催に伴って、警視庁が行う業務は膨大なものになるでしょうが、警視庁を目指す人の動機としては物足りません。しかも、東京オリンピックが終わってしまったら、その人がやってみたい仕事がなくなってしまうかのような印象すら受けてしまいました。
私が面接指導でよく言うのは「きっかけ」と「志望理由」の区別をつけるということです。東京オリンピックの開催は、警視庁に勤めたいと思うようになった「きっかけ」としてはあり得るのですが、「志望理由」ではありません。東京オリンピックが閉幕してから定年退職を迎えるまで30年以上もあることを忘れていませんか。警視庁への志望動機を作るにあたっては「一生の仕事として、何をしたいのか」という視点を持って考えていきましょう。
こちらのブログも参考になさってください。
http://appcar.jp/blog/2013-05-20.php