SPI試験について その2 (2014.12.05)
某大学でSPI対策の講義をしています。言語分野では長文読解問題が出ますが、一つの課題文に対して、小問が4問か5問出されるタイプが多いですね。そこで、ワンポイントアドバイスです。
最初に、小問を確認します。課題文のどこにどんな下線が引いてあるのかを確認する程度で大丈夫です。そのうえで、課題文を最初から最後まで読んでください。一部しか読まないというのはミスに繋がりやすいですので、避けましょう。
そして、順番通りに小問を解いていきます。既に小問で問われている箇所も課題文の内容も把握しているはずですから、下線部の前後を中心に見ていけば解けます。択一ですので、消去法で解いていくことを心がけましょう。その際、選ばなかった選択肢に対し、なぜ選ばなかったのかという根拠を残しておくといいですね。選択肢の文中に下線を引いておけばOKです。
1番が解けたら、次は2番ですが、2番で問われていることは1番で答えたことよりも後に書いてあります。課題文を遡って解く必要はありませんから、2番の下線部の前後から判断してください。
最後の小問は課題文全体の内容把握であることが多いです。内容に一致している選択肢を一つ選ぶタイプ、内容に一致していない選択肢を一つ選ぶタイプ、選択肢ごとに○か×を付けていくタイプがありますので、問われていることを正確に掴んでくださいね。
前回の記事はこちらです。
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