「キャラが濃い」 (2015.02.13)

　今週、アプローズキャリアの受講生から立て続けに「キャラが濃くないと、駄目ですか」と質問されました。一人は大学の先輩からアドバイスされ、一人は説明会で「キャラが濃い人」を見かけたことで気になったようです。

　私が就職活動をした頃は「キャラが濃い」という言葉自体がなかったので、全く気にしたことはありませんし、今も「キャラが濃いとはどのようなものか」という定義（？）を言語化できているわけではありません。

　同様に、最近は「意識高い系」という人たちもいるようですが、これもどのような人たちのことなのか、今一つピンと来ません。

　「声が大きい」や「笑い声が目立つ」など、物理的に目立つ要素を持っている人は「キャラが濃い」と認定されやすいのかもしれませんし、説明会などで積極的に質問すれば「意識高い系」に映るのかもしれませんが、それが内定に繋がりやすい決め手なのかと言えば、そんなことはありません。

　色んな「濃い人」を見かけても、気後れすることなく、自分の強みを磨いていきましょう。自分が頑張ってきたこと、これから頑張っていきたいことをきちんと相手に伝えることができ、共感を得られれば、内定に繋がるのだと思います。