アナウンサーに向いている人 その3(2015.06.23)
アプローズキャリアからアナウンサー合格者が2人出ましたので、合格体験記をアップしています。どうぞ、お読みになってくださいね。
合格体験記を読み、この2人がなぜ合格したのかを私なりに考えてみました。今日は一人目の栃木ケーブルテレビに合格した受講生の話です。この受講生が「尾川先生はレッスン中、原稿読みや試験対策だけでなく、何気ない会話の中から自分の強みやクセを見つけて教えてくださいました」と書いてくれていますが、私は放送局を退社後もインタビューの仕事を続けていることもあり、人の話をしっかり聞くのが得意です。話の内容はもちろんですが、アナウンサー志望者と話すときには発音や発声の癖を聞き分けるようにしています。この受講生の場合は「サ行」の発音が苦手でしたので、最初の日から「サ行」の発音を改善するトレーニングをレッスンに組み込みました。
英語の発音を改善するのが難しいように、母国語であっても発音を改善するのは容易ではありません。もともとの耳の良さも左右しますので、努力だけで何とかなるとも言い難いのですが、この受講生は課題と向き合い、猛練習を重ねたことで合格に繋がったと思います。
この受講生の話やもう一人の合格者、堀江舞さんの話はまだまだありますので、アナウンサーを目指す皆さんのために少しずつ書いていきますね。
前回の記事はこちらです。
http://appcar.jp/blog/2015/2015-06-03.php