友達は何人ぐらいいますか。(2015.09.08)
就職活動での面接で、高校生であっても、大学生であってもよく聞かれる質問の一つに「友達は何人ぐらいいますか」というのがあります。どのぐらいの付き合いの程度なら「友達」と言えるのか分かりにくいので、私自身の模擬面接では尋ねません。私は「友達とはどんな話をすることが多いですか」と聞くことが多いです。
では、もし私自身が「友達は何人ぐらいいますか」と聞かれたら、どう答えるかというと、「5、6人です」でしょうか。悩みを打ち明けることができたり、趣味を共有できたり、仕事の内容が近かったりする友達だと、そのぐらいの数かなと思います。厳密には熊本や大阪で働いていたときの友達や高校までを過ごした山口の友達も入れれば、さらに多くの人数になるのでしょうが、遠く離れて住んでいる友達とはそこまで連絡を取り合わないので、この質問への答えに含めることに違和感があります。そういう意味で、いい質問とは言い難いですね。
したがって、就活生の皆さんは「何人」の部分にあまり拘ることなく、「どんな話をしているか」、「どう助け、どう助けられているか」、「友達の有り難さをどんなときに感じたのか」といったことを用意しておきましょう。