「役に立ちたい」だけではなく、「世界を変えたい」を
(2015.09.12)
ある進学校の1年生の生徒さんが書いた志望理由書を読みました。進学校だからか、研究者(学者)やエンジニア(技術者)を目指す生徒さんの割合が高く、頼もしく感じました。
そういった志望理由書の中でよく使われていた言葉は「役に立ちたい」です。「社会の役に立ちたい」や「困っている人の役に立ちたい」というものですが、悪い言葉ではありません。役に立ちたいと願うのは当然のことですが、これにプラスして「世界を変えたい」という内容を盛り込んでほしいです。
研究や開発はこれまでの人たちと同じものでは意味がありません。新しい研究や開発を行って、世界を変えていく気概が求められます。志望理由書をもとに面接試験があるわけですから、そこで面接官に対し、自分が進めていきたい研究や開発について、しっかり話せるように、志望理由書にも具体性を持たせましょう。そういう気持ちの入った文章であれば、綺麗にまとまってはいるけれども、インパクトに欠ける志望理由書よりも高く評価されるはずです。
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