平成27年度の特別区の論文課題の一つをご紹介します。
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人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくいという現実に直面しています。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て、介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう仕事と生活の調和が求められています。
このような現況を踏まえ、ワークライフバランスの実現に向け、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
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この問題でのある受講生の例をこちらにも書いておきますね。その受講生は「特別区の職員として」の意味を取り違えてしまい、「自分自身がワークライフバランスを目指すために」といった観点から書いてきました。
これは「自分自身」ではなく、「特別区が」企業や個人にどう働きかけるかが問われている問題です。特別区が実施すべき政策について、述べましょう。
こちらの記事もご覧くださいね。
http://www.appcar.jp/blog/2016/2016-05-10.php