放送局でのインターンシップ その3(2016.06.25)
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放送局のインターンシップで忘れられないことがあります。既に10年近く前の話なのですが、ある男性受講生がキー局のインターンシップに行くことになりました。インターンシップへの選考も厳しかったので、インターンシップに行けること自体、当人はもちろん、私もとても嬉しかったのです。彼は制作現場に配属され、ある番組のアシスタントディレクターのお手伝いをすることになりました。しかし、その現場は彼にとっては過酷で、人間関係もハードだったらしく、インターンシップが終わったあとに「放送局で働くのはもういいです」と言ってきました。
彼が放送局に向いていない人材だと思ったことはありませんし、私は放送局にいい学生を送り込みたいと思っていますので残念ではありましたが、人の価値観はそれぞれですので、彼の決断に納得しました。彼はキー局のインターンシップに選ばれるぐらいですから、就職活動そのものに苦手意識はなく、ほかの業種の人気企業に内定しました。
このように、インターンシップはその後のアンマッチを防ぐ狙いもあります。何をおいてもインターンシップを優先してほしいとは思いませんが、日程が合うようでしたら、参加してみるといいですね。
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http://appcar.jp/blog/2014-11-25.php