保育士になりたい人の志望理由書 その2(2016.08.20)
先日、某高校の先生方に志望理由書の指導方法についてのお話をさせていただきました。質疑応答の場で、ある先生から「保育士になりたい生徒の志望理由書を見ると、『子どもが好きだから』という理由に終始しているものが多いが、どう指導すればいいのか」という質問をいただきました。
その場でお答えしたことをこちらにも載せておきます。「子どもが好き」という理由で保育士を目指す生徒さんは確かに多いです。しかし、そういった生徒さんは子どもに関わる職業を保育士しか知らない場合が少なくありません。そこで、お勧めなのは生徒さんに子どもに関わる職業をいくつもピックアップさせ、それぞれがどういう仕事なのかを調べてもらう方法です。子どもに関わる仕事として、保育士、幼稚園教諭、ベビーシッター、小学校教員、小児科医、小児科の看護師、助産師、児童福祉司、臨床心理士、都道府県庁や市役所、町村役場の地方公務員として、子どもに関する部署や教育委員会などで働くことなどが挙げられます。その中で、なぜ保育士なのかを考えさせていくと、「子どもが好き」を超える理由ができてくると思われます。
そして、保育士と幼稚園教諭の仕事の違いも明確にさせていただきたいと思います。
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