アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

集団討論について その9(2016.09.10)

 某大学で集団討論の練習会を行いました。今回、気づいたことを書いておきます。それは書記の役割です。場合によっては、書記という係を作ってはいけない(ときには司会すら立ててはいけない)こともありますが、今回は司会、書記、タイムキーパー、発表者という係を作るように指示しました。

 集団討論では書記の仕事ぶり次第でグループ全体のパフォーマンスが変わってきます。メモを取るのが早く、しかも読みやすい字を書けること、無駄な発言と大事な発言を区別したうえでメモが取れることはもちろんですが、発表者が発表しやすくなるように発表者の準備を助けてあげられることも大切です。

 そして、書記もグループ内の一人なのですから、書くことに必死になるあまり、発言の回数が少なかったり、発言のタイミングを失ったりすることのないように気をつけましょう。

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http://www.appcar.jp/blog/2014-09-06.php