現代文や小論文での課題文の読み方について その2(2017.03.24)
入試小論文の主流となっているのが「課題文型小論文」です。課題文での筆者の意見や主張を読み取ったうえで、自分の意見を述べるというものですが、小論文の学習を始めた人が苦手意識を持ってしまうのが課題文の読解です。
特に現代文が苦手な人は小論文での課題文の読解もそのまま苦手な傾向にあります。今日は課題文の読解でヒントになりそうなことをお伝えします。それは「キーワードは一つではない」ということです。「課題文の中に繰り返し出てきた言葉がキーワード」というのは間違いではありませんが、キーワードが一つしかないものだと思い込み、どの言葉がキーワードなのかを絞り込むために時間を使っている人が少なくないようです。
しかし、それでは時間がもったいないです。繰り返し出て来る言葉であれば、キーワードだと思っていいですよ。二項対立のような課題文であれば、なおさらです。「よく出てくる言葉だな」と気づいたら、その言葉を丸で囲んでおきましょう。
こちらの記事もお読みくださいね。
http://appcar.jp/blog/2015/2015-11-25.php