面接で緊張してしまう人に その1(2018.02.10)
医学部入試もアナウンサー受験もシーズン中です。受講生の中には面接で過度に緊張してしまい、思うように話せなかった人もいます。
私自身も新しい仕事を始めるにあたっては今でも面接のような機会に遭遇することがあります。さすがに私ぐらいの年齢やキャリアだと、「ほかの受験生と比べるための面接」を受けるわけではないので、過度の緊張はしませんが、それでも多少の緊張感を覚えます。
そこで、私がしていることはごく一般的ですが、深呼吸と身だしなみチェックです。私に限らず、アナウンサー経験者は日頃から腹式呼吸なので、鼻から一瞬で息を入れていますが、吐くときに意識的にゆっくり息を出し、リラックスを心がけます。3回ぐらいやってみると、かなり違いますよ。
身だしなみチェックは化粧室の鏡の前で化粧直しをしたり、服装を整えたりします。髪が長かったときは髪のチェックもしていました。パフやチップ、ヘアブラシを手にすると、意識が手の方にいきます。頭の中が「面接で何を話そうか」という考え一色だったのが「化粧をどう直そうか」に変わっていくので、緊張感も横に逸れていきますよ。男性でしたら、服装や前髪をチェックしたり、リップクリームを塗ってみたりして、リラックスする時間を作ってみてください。