入試に小論文が必要な受験生へ　その１(2018.08.14)

　受験生の皆さんは夏期講習や自宅学習に頑張っていることと思います。私が受験生だった頃も「夏を制する者は受験を制する」と言われていましたし、先日お邪魔した高校には「イチに勉強、ニに勉強、サンシがなくてゴに模擬試験」と貼ってありました。（個人的には模擬試験の順位をもう少し上げてほしいと思いますが…笑）

　春先ぐらいから小論文を練習してきた人で、まだテーマ型小論文しか書いたことがない人は夏休みの間に課題文型小論文にチャレンジしましょう。夏休みは時間が取れるので、少し時間をかけて、課題文の読解力を上げることに取り組んでほしいです。

　既に課題文型小論文の練習を始めている人は長めの課題文を出す大学の過去問をしたり、課題文の中にグラフなどの資料が載っているもので書いてみるのもお勧めです。資料をよく出す大学を受けたいのなら、夏休みのうちに資料の読み取りができるようになっておきましょう。

　小論文も必要だけれど、センター試験も受ける受験生もいますね。センター試験受験者はセンター対策も必要です。秋以降はセンター試験特有の問題を解く時間を作ってほしいので、夏休みのうちにある程度は小論文の「型」を身につけておくと、時間を有効に使えるはずです。