AO・推薦などの面接試験について その3(2018.10.24)
面接試験のシーズンになりました。私のところもレッスンが続いています。先日は無事に合格者が出ましたが、彼女は「緊張するとものすごく早口になってしまう」という弱点がありました。大学時代の先生から「早口は頭のいい証拠」と聞いたことがあります。確かに頭の回転が早くないと、次々に言葉が出てこないので、早口は頭の良さを示す一つのサインではありそうです。しかし、面接官に自分の考えや経験を話すにあたって、早口だと理解していただきにくくなります。日頃の口調を知っている友達や家族なら分かってもらえることでも、初対面の人だとまず早口そのものに驚いてしまいます。
彼女にアドバイスしたのは「面接官と目を合わせて話すのはもちろんだが、面接官がメモを取る様子を視界に入れる。メモを取りにくそうにしていたら、自分の口調が早口だと気づこう。1センテンスの途中でしっかりアイコンタクトし、1センテンスを終えたら、面接官が頷くのを確認して、次のセンテンスに進もう」ということでした。あまり細かくアドバイスをすると、さらに緊張してしまいそうなので、このくらいにとどめましたが、何とか役に立ったようです。早口になりやすい方は参考になさってください。自分が話しているところを動画で撮影するのもお勧めですよ。
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