志望理由書のNGセンテンス その9(2019.02.07)
先日、講演に伺った高校の生徒さんから「志望理由書に将来、就きたい仕事のことを書くのは分かったのですが、○○関係の仕事というのでは弱いでしょうか」と質問されました。
この生徒さんの言った○○関係というのは伏せますが、医療関係、マスコミ関係、ダンス関係、音楽関係、スポーツ関係といった表現を志望理由書でも面接でもしてくる高校生は少なくありません。
志望理由書を書く時点で、○○関係のその先を明確にしておくのは難しいのは分かりますが、○○関係のままだとやはり漠然としてしまします。私が勤めていたのは「マスコミ関係」ですが、マスメディアには放送局、新聞社、出版社などがあり、放送局の中にもアナウンサー、ディレクター、報道記者、カメラマンなどの職種があります。「マスコミ関係に就職したいと考えています」と書くよりも、「放送局でアナウンサーの仕事に就きたいと考えています」と書いた方がはるかに具体的です。職業が具体的だと、その職業に就くために大学で学びたいことも具体的になります。
○○関係にとどまっている人は志望理由書を書くまでに、○○関係にはどのような仕事があるのかをしっかり調べておきましょう。
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