アップローズキャリア　尾川直子からのメッセージ

特別区の面接について　その18(2019.09.03)

　今年は区面接の結果が出るのが例年よりも遅い気がします。私のところもまだ１人しか内定の通知が来ていません。結果を待っている方、色々と心配でしょうが、もう少し待ってみましょう。

　今年の内定者第一号は男性の受講生でした。初めてお会いしたときは少し声が小さいことが気になりましたが、徐々に改善していきました。この受講生はとても素直で、私が出す課題に毎回、丁寧に取り組んでくれました。模擬面接では突拍子もない質問はせず、オーソドックスなものを繰り返し質問していきましたが、答え方に自信がついてくると、声も安定して出せるようになりました。しかしながら、この受講生の「勝因」はそうした話し方などではなく、志望動機にあったと思います。珍しい志望動機ではありません。なぜ公務員になりたいのかという質問に対し、自分の経験をもとに、公務員でないといけない理由をきちんと作ってあったこと、そして、それをなぜ特別区で実現したいのかを明確にできていたことが内定に繋がったのではないかと考えています。

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