アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

大学入試に集団討論がある人へ その1(2019.10.24)

 先日、某高校に面接指導に伺ったとき、大学入試に集団討論がある高校生から「どんな練習がいいですか」という質問を受けました。

 練習としては実際に集団討論をしてみることしかありません。6人ほど(最低でも4人)でグループを作り、討論を始めてみましょう。テーマは大まかに分けると、「賛成か、反対かに分かれるもの」(「メリット、デメリットを挙げさせるもの」とも言い換えできます)、「提案するもの」の2つがあります。

 「賛成か反対か…」でしたら、「小学生にプログラミング教育をすること」「小学生への英語教育が教科化されること」「土曜授業を完全復活させること」「日本にサマータイムを導入すること」「路上喫煙」などが挙げられます。

 先日、ある高校で練習したテーマは「温泉や銭湯などの入浴施設がタトゥー(入れ墨)のある人の利用を断ること」というものでしたが、ラグビーのワールドカップ開催中ということもあって、活発な討論ができました。国際系、スポーツ系、経営系の学部学科の志望者には特にお勧めです。