先日、某高校の2年生で就職を志望している生徒さんを対象に、面接についての話をしたあと、模擬面接をしてきました。私も新高校3年生に面接対策をするのは今シーズン初めてでしたが、生徒さんも同様で、初めてならではの緊張感がありました。
この時期は志望企業が定まっていないので、志望企業について話す練習は不要です。その分、「高校時代に一番頑張ったこと」や「自己PR」を作り込んで練習していきましょう。「高校時代に一番頑張ったこと」にも「自己PR」にもエピソードが不可欠ですが、このエピソードの場面を変えて準備しておくことをお勧めします。例えば、「高校時代に一番頑張ったこと」を部活動にするなら、「自己PR」で使うエピソードから部活動を外し、勉強や資格取得のための勉強、委員会活動、生徒会活動などで作ってみましょう。勉強についてはただ「勉強です」と言うより、「英語の勉強です」などと科目を絞って話す方が説得力が出ます。
そこで質問をいただいたのが「アルバイトでエピソードを作ってもいいですか」というものです。アルバイトを「高校時代に一番頑張ったこと」とするのは高校生の本分からは少し逸れているように思います。しかし、皆さんの魅力を形作ってきた経験としては大きいものですので、アルバイトでのエピソードを話したいという場合は「自己PR」で使いましょう。
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