アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

さいたま市の論文対策 その1(2022.07.08)

 さいたま市の行政Aの論文試験が7月13日に行われます。受験される皆さんの準備の状況はいかがですか。

 過去3年間の問題をご紹介します。

令和3年度(2021年度):さいたま市では、ICTの導入及びこれと連動する制度改正や意識改革等の包括的な実施によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に取り組んでいます。アフターコロナも見据えた戦略的なDXの推進に向け、さいたま市はどのような取組をすべきか、次のキーワードから一つ選びあなたの考えを述べなさい。 キーワード:「窓口オンライン化」「テレワーク」「データ活用」「業務効率化」

令和2年度(2020年度):さいたま市は、2021年に誕生20周年を迎えますが、「新たなさいたま市の創造」に向けて、さいたま市職員として、どのように取り組むべきか。本市が持つ次の4つの強みの中から1つ以上を選んで、あなたの考えを述べなさい。 「教育」、「環境」、「健康」、「スポーツ」

令和元年度(2019年度):日本全体では人口減少が続くなか、昨年、さいたま市は人口130万人を突破し、今後10年は人口が増加する見通しである。しかし、その後は人口が減少に転じる見通しとなっており、こうした状況を踏まえ、さいたま市が行政として果たす役割について、あなたの考えを述べなさい。

 試験時間は60分間で、指定字数は1000字程度となっていますので、特別区の対策だけをしてきた人にとっては忙しい試験かもしれません。さいたま市の施策などに目を通して、知識を増やしておくとともに、「構成メモ」を作り、内容、構成ともに充実した論文を目指しましょう。