総合型選抜について その25(2024.10.07)
総合型選抜の試験が始まっており、今週末も多くの大学で入試が行われます。受験される皆さんの準備はいかがですか。
先日、面接指導に伺った高校で「身振り手振りやジェスチャーはした方がいいですか」というご質問をいただいたので、私の答えをこちらでも共有しておきます。私の答えは「しない方がいい」です。
理由は身振り手振りやジェスチャーをすると、面接をしてくださっている大学の先生は受験生の手や動きに注目してしまい、受験生の話を聞くことが疎かになるかもしれないからです。面接は受験生の話を聞いてもらう場なので、大学の先生方には皆さんの話に集中していただけるようにしましょう。
ただし、ものの大きさや深さなどを示すときは身振り手振りが有効です。「このぐらいの大きさだったものがこのぐらいになったのですが」という説明をするときなどは手で大きさを示すと分かりやすくなります。近年は面接の中で探究活動の話をすることが多く求められるようになってきましたので、身振り手振りは実験などの話を補完してくれるでしょう。
人は「これを伝えたい」という強い思いを抱いたときについ身振り手振りが出てしまうそうです。そういう強い思いを伝えたいときは身振り手振りではなく、言葉に変えていきましょう。
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