関西地方のラジオ局に勤めながら、テレビ局のアナウンサーを目指し、転職活動をしていた頃、ほかのアナウンススクールに通っていましたが、なかなか結果が出ず、行き詰まっていました。そんなとき、尾川先生の著書『アナウンサーという仕事』に出会いました。この本には第一線で活躍しているアナウンサーの合格体験記や先生のご経験が載っていて、夢中で読んだことを覚えています。この本を読んで、先生が「アプローズキャリア」というアナウンススクールを主宰されていることを知り、調べると、公務員試験の指導も行っていることが分かりました。公務員経験のある私は「自分に合う指導が受けられるのでは」と思い、「アプローズキャリア」の門を叩きました。
先生からすぐにお返事をいただき、オンラインでお話しすることになりました。当時の私は30歳を超えていて、エントリーシートで落ちることも多く、テレビ局内定までの道のりが遠いと感じていました。しかし先生は私の経歴を話すと、「すごい!」「素晴らしい!」とすべてを肯定してくださり、お世話になることを決めました。アナウンサー受験で上手くいかなかったり、仕事で悩みを抱えていたりしたときも、先生は明るく「大丈夫!」と励ましてくださいました。
尾川先生のレッスンでは原稿読みやリポート練習など多くのことを教えていただきましたが、中でも「エントリーシート対策」と「面接対策」では自分自身の成長を実感できました。エントリーシート対策では構成の仕方や文章の表現、写真の選び方など的確なアドバイスをいただきました。ご指導いただいてから書類の通過率が上がり、面接に進めることが増えました。提出ギリギリに先生にメールをすることもあったのですが、お忙しい中、すぐに添削してくださり、本当にありがたかったです。面接対策では受験する放送局がある土地の情報を教えてくださり、ゆかりのない土地でも親しみを持つことができました。答え方に不安がある質問については一緒に考えてくださり、面接本番では自信を持って受け答えをすることができました。
私は報道キャスターになりたいと考えていたので、記者業務も大事な経験だと思い、地元に近い放送局を中心に総合職も受験しました。先生にご指導いただいてから約9カ月で2社から内定をいただきました。いずれもアナウンサー職ではありませんが、山形県の放送局に入社することを決め、現在記者として働いています。リポーターとして出演することもあり、先生にご指導いただいたことを日々の業務に活かすことができています。
先生は受講生のキャリアや個性に合った指導をしてくださいます。先生がいてくださったからこそ、結果を出すことができました。これからもマスコミ業界の先輩としてお世話になりたい先生です!
はじめてレッスンに参加した日に「アナウンスも習い事と同じだから、やり方を覚えれば上達する」と励ましの言葉を掛けてくださり、就職活動に対して前向きに考えることができました。思うように就職活動が進まないこともありましたが、レッスンを続けていることで立ち止まらず、前に進むことができたのだと感じます!
尾川先生はレッスン中、原稿読みや試験対策だけでなく、何気ない会話の中から自分の強みやクセを見つけて教えてくださいました。今後もアプローズキャリアで教えてくださったことを胸に、社会人として精進していきたいと思います!本当にありがとうございました。
アナウンサー試験は私が思っていた以上にとても大変なものでした。大学3年生の就職活動の解禁の時期の12月からエントリーなどを開始し、面接、ES提出の繰り返しでした。高校生の頃からアナウンサーを夢見て目標にしてきた私は、それなりに自分のことも分かっていたつもりでいました。でも、現実は全くそうではなく、試験に落ちていった中で自分の新しい一面に気付くことができました。
私が今こうしてここに合格体験記を書くことができるのも尾川先生がいらっしゃったからです。落ちることが当たり前だと思ってもよいぐらいの難関のアナウンサー試験です。落ちて、落ちて、落ちるたびに落ち込んでいた私は先生との連絡や、教室でお話しすることで「また次も頑張ろう」と思えていました。もうアナウンサー試験を受けるのは辞めようかなと思っていた時期もありましたが、「まだ諦めたくない」という気持ちを先生に伝えると、親身になってご意見をくださり、そのお蔭で諦めずに受け続けられました。
フリートークがとても苦手だった私は「次のレッスンではフリートークをしたい」などと前もって伝えていました。尾川先生は苦手部分を克服できるメニューを組んでくださったので、どこが悪いのか、ここでどのような視点で話をすべきなのか、細かいことを学ぶことができました。
もちろん、一般企業を受けていくにあたっても、とても勉強になりました。マスコミ受験でのESは尾川先生の添削を受けたので、ほとんど通過することができました。数えきれないESを添削してくださった尾川先生には今でも感謝しています。
どういった境遇でも、マイナスな意見はあまりよくありません。自分がそういった境遇において、どれだけポジティブな意見を出せるか、そこで人としての魅力が出てくると思います。アナウンサー試験は特別な人が受かるものではありません。ただ、日頃どれだけ普通の、かつ当たり前の事象に関心を持って、あらゆる視点で考えているかが鍵になってきます。特別なことをするわけではなく、普通のことを角度を変えて考え、視る力をつけていってください。面接官を自分の世界に入り込ませる話術を身に着けてくれるのが、ここ「アプローズキャリア」です。自分をしっかり見つめて頑張ってください。