警視庁警察官の論文試験へ最終のアドバイス その4(2017.04.16)
試験日が迫り、皆さん、頑張っていることと思います。では、今日のアドバイスです。それは「敬語表現は不要」というものです。
論文試験で求められているのは客観的な視点です。敬語表現を使ってしまうと、対象者との間に上下関係が発生してしまい、フラットな立場になりません。そのため、論文試験では敬語表現を使わないようにしましょう。
敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語がありますが、論文で使ってしまうのが尊敬語と謙譲語です。
尊敬語で多いのは「外国人の方」、「住民の方」というような「方」、「(顧問の先生が)おっしゃった」、「(監督が)くださった」、「社員さん」、「子どもさん」などです。
謙譲語では「(部長を)務めさせていただいたとき」、「(賞状を)いただいた」などです。
他人を敬う気持ち、自分自身をへりくだる気持ちを持つことは大事なことですが、それを敬語にして表現するのは面接の場であって、論文で書くことではないことを認識しておきましょう。
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